筋トレとプロテイン:体内摂取という意味の重み
性力を高める要素の一つとして筋トレを前回挙げたが、トレーニング方法は書籍やネットに溢れているので是非参考にして欲しい。
筋肉を追い込みまくった筋トレを実施することで、成長ホルモンがドバドバ分泌され性力増に働く。
筋肉が大きくなると、基礎代謝量も上がり、食べても太りにくくなる。
どのようなメニューを実践するかは任せるが、筋トレを実践する上で必ず出くわすのが、タンパク質の摂取増だ。
筋肉を大きくする為には、より多くのタンパク質の摂取が必要になる。
そうなると、多くの方は所謂プロテイン摂取をイメージするだろう。確かに筋トレ愛好家はよくプロテインを飲んでいるイメージがある為、追従を考えてしまう。
プロテイン摂取を否定するつもりはない。
但し、タンパク質の摂取増を考えるのであれば、人工的なものを摂取する前に、きちんと食で賄うことを前提とする。
これはタンパク質の為だけでなく、摂取するものには、十分に気を付けて欲しいということだ。あなたが今後何をするにも、資本は体だ。せっかく次のステージに進めても、体を壊してそのステージで戦える時間が限られたら残念だろう。
体の中に何かを取り込むということがどういうことか、考え直さなくてはならない。
食材でも調味料でも、原材料の書かれている部分をまず見て欲しい。
もうわけのわからないくらいに、カタカナやら何やら入っているはずだ。
「ただの鮭おにぎりなのに何でこんなに入ってるの?」
「醤油って本来こんなに原材料いらなくない?」
「食べ物はカタカナで作られてるのか?」
そう感じることが正常な感覚だ。
現実として、世に出回ってる多くの食品は人工的な混ぜ物だらけだ。
原材料の中に「調味料」という意味不明な一括表示をし、その調味料に何が入ってるのかわからない抜け道もある。
そうなると、基本的に原材料は闇の中だ。
全ては安価に、大量に、長期間売り続ける為だ。
合理的な反面、わけのわからんもんを体に入れたくはないわ!というのが民の声だろう。
包装された食品に対して原材料に気を付けていても、レストラン等で食事をする場合、もう何を使われているかなんて知る由はない。
野菜だってどんな畑でどんな薬品を使って作られたかなんてわかるものではない。その土壌がどんなものかだってわかるものではない。
肉や魚だって何を餌にしているのかわからない。
しかし、これが現実だ。
食材供給者が自らパンツをおろして情報開示しない限り、全ては闇の中だ。
コンビニでメシを済ますなとは言わない。時間がどうしてもない時に便利な存在なのは間違いない。それにカタカナ材料の食品を食ったからと言って、一発で悪影響が出るものではないだろう。一発で影響出たら、それはもう退場商品だ。
基本的な考えとして、何かを自身の体内に取り込む重要性は常に持っておくことが必要だ。
普段の食事に卵を一個増やすだけで約6gのタンパク質増を図れる。三食卵を食べたらプラス18gだ。
牛乳や豆乳をコップ一杯200cc飲むだけで、約7gのタンパク質増を図れる。朝と寝る前の二回飲むだけでもプラス14gだ。
普段の食事におかずを一品増やすなど、タンパク質増は確実に図れる。
筋トレをしだすと、タンパク質の摂取増が気になって仕方ないはずだ。
まずは基本として食事から摂取することだ。食事から摂れるのに、それをせずして敢えて人工物に手を出す理由がないだろう。