性力を昇華させ、精力とする

次のステージへ進むために精力をレベルマックスで手にする冒険記

性力をつける最強食材

 前回は筋トレ実践でぶち当たるタンパク質増から、プロテイン等の人工物摂取の前に自然食材からの摂取を基本にして欲しいことを説明した。

 

 では、我々のテーマである精力の為の性力を高める食は何なのか。

 

「精をつけるために~を食べる」というフレーズがあるが、よく挙げられるのはウナギやスッポンだろうか。

 しかし、そんなん毎日食おうにも経済的に無理だろう。

 

 そもそも、一発でどうこう狙うことは考えない方が良い。一発で爆発的な効果を仮に得ることが出来ても、一発で効果の永続はない。食事も何でも一緒で、日々の積み重ねが基本だ。

 

 それを踏まえ、最強食材を紹介する。

 

 ニンニクだ。

 

ニンニクの暴力的なパワーは大昔から伝えられている。

 

 エジプトのピラミッド建設において、労働者はニンニクを与えられていたとされている。

 近代ではアメリカ国立ガン研究所がガン予防に効果があると発表した「デザイナーフーズ・ピラミッド」の頂点に置かれたのがニンニクだ。

 

 ニンニクがスタミナ食と認知されていることは皆知っているだろう。大昔から証明されているから、現代にも残っている。

 

 事実、奴はヤバ過ぎる暴力的なパワーを持っている。

そのパワーを、我々は体内に取り入れていく。

 

「にんにくは臭いから嫌だよ」

 

 一発でばっさりだな。確かにこういう意見は多い。

 

 しかし臭いからこそ、敢えて臭いの危険度もレベルマックスのニンニクを推す。

 何故なら、あなたはニンニクどうこうの前に臭い。加齢臭でプンプンなんだ。

 

 この事実に自分では気づいていない。だからオッサンは悲しい生き物になってしまう。

 しかしニンニクの暴力的な臭いのおかげで、臭い対策を取らなくてはならなくなる。自分がニンニク臭いかわからないなら、ヤバイ。耳鼻科に直行してくれ。

 

 そしてこの臭いの点が重要になる。性力が昇華し、精力となるポイントであり別れ道になるが、別途説明する。

 

 まずは、我々の体に取り込むニンニクの暴力性について知っておく必要がある。

 

 小難しい学術的な話になるが、ニンニクにはアリインという成分がある。このアリインが臭いの原因になるのだが、生のニンニクの臭いを嗅いでみて欲しい。皮を向いてもそうは臭わないだろう。

 

 しかしニンニクを切ったり、刻んだりすることで、このアリインはアリシンという成分に変化する。そして、臭いだす。

 このアリシンという成分、とにかく半端ない。

 

抗菌作用。

殺菌作用。

食欲増進。

消化促進。

快眠作用。

疲労回復。

結構促進からの造血作用により、体内に常に新鮮な血液を補給。

沈痛作用。

ホルモン分泌促進。

 などなど。

 

 わけわからんくらいに効能が言われている。というか万能だ。

細かく説明しだしたらニンニク本が出来上がる。

 

 百聞は一見にしかず。

 奴のパワーを図る為にも、まずは奴のレベルマックスを実感して欲しい。でないとパワーがわからない。

 

レベルマックスは、生のすりおろしだ。

 その一発で、奴のパワーを実感出来る。

 

 食する前に、注意点は二つ。

 既にすりおろしてある、市販品はやめて欲しい。

 本物の生のにんにくをすりおろしてくれ。

 

 自分ですり下ろすニンニクと市販品を食べ比べてみれば味でさえ雲泥の差を実感するが、市販品は100%ニンニクではない。ようは混ぜ物が入っている。原材料の部分を見れば「何か別のもの」が入っていることはすぐにわかる。

 

 「何でこうわけのわからんもんを入れるんだよ!」

 

 気持ちはわかる。メーカーにクレームを入れるも良し。但し、これが現実だ。

 

 だからこそ、奴のパワーを取り込むには、100%ニンニクの必要がある。

 

 

 そして、使用するニンニクは一日に二~三片をマックス量としよう。何でも過剰摂取は体に良くない。

 そしてニンニクを一日二片でも食べれば翌日にはすぐ実感することだが、まず便が緩くなる。便秘には良いが、便秘でない方は覚悟しておけばビビることではない。腹痛が起こるというレベルではないので安心して欲しい。

 

 よし、早速だが生のニンニクを二片すりおろしてくれ!

 

 さすがにそれだけを食べるのは気が引けるだろうから、何かと一緒に食べて欲しい。

 何でも良いのでおかずにすりおろしニンニクをドバっとつけてみよう。

 

 よし、食べたか? よし!

 

 想像出来るぞ。辛さを通り越し、口の中に走る悶絶級の激痛。マジで口の中に痛みが走る。誰かと一緒なら「辛っ!いてえ!」と叫ぶだろうが、一人だったら顔をひきつらせ口元押さえ、マジで黙ってしまうレベル。

そして、半端ない臭いのはずだ。

 

 これが奴のレベルマックスだ。

 最早、暴力とも言える。我々はこの暴力レベルのパワーを体内に取り入れ、自分のものとする。奴のパワーを頂く。

 

「やっぱ臭過ぎて無理だ!」

「口の中がニンニク臭で気持ち悪いぞ」

 

 わかる。苦しい程に私にもわかるぞ。

 私もかつて、この点にぶち当たった。後ずさりしたこともあった。

 

 しかし、奴の暴力性は魅力的過ぎた。だから私はあれこれ人体実験を繰り返してきた。

 

 人体実験から得たものは、、、次回に続く。