タレコミ:性力食としてのヤギ汁
前回、最強食材としてのニンニクの入口について触れ、次回はニンニク人体実験からの知恵について書こうと思ってたが、タレコミ有だ。
タレコミ「ヤギ汁ってどうなん?」
よくぞ聞いてくれた。この間、ちょうど沖縄料理屋で食べたので触れておく。
初めて行った沖縄料理屋。目的はヤギ汁。ゴーヤにもミミガーにも目をくれず、ヤギ汁を注文すると「ほんとに大丈夫?」とお婆と呼ぶには失礼になってしまう女将さんが心配してくれ、期待値を上げてくれる。
そして運ばれてきたのが、下の写真。ヤギ汁。
まあ匂いが半端ない。凄まじい獣系の匂い。まあ普段の生活では経験しない匂い。薬味でついてるのは、ショウガとヨモギと塩。
またもや女将さん「大丈夫?」と心配してくれる。心配されるほど、期待値はブチ上がる。
何だかんだ言っても、どんぶり一杯分の液体。どんな味でもまあいけるわ、と舐めてかかったら痛い目に合うだろう。
一口飲めばわかる。果てしない大海を前にしてしまった感。フルマラソンに挑戦してしまった感を味わうはずだ。
味は無い。なので、塩をかけるわけだが、それでも味が無いというか、わからん。
しかし、とにかく口の中が油っぽい感じでギトギト感が半端ない。
私がちびちびと終わらないヤギ汁を食べてると、女将さん色々教えてくれる。
「あたしは鼻血出ちゃうから食べられないの」
「妊婦さんが食べたら翌日産まれちゃうのよ」などなど。
ヤバイ逸話だらけのヤギ汁。だからこそ食べる。でないとこれはとても食えない。
肝心の効果はどうなのか? 性力はどうなのか? 気になるところだろう。
私の場合、期待値がブチ上がって偽薬効果がかなりバンバン出てたはずだから正確なことは言えない。ただ、鼻血は出なかったし、普段ニンニクに慣れてる体のせいか、腹も下すようなこともなかった。
しかし、その夜は効果を期待し過ぎてたこともあり、ギラギラしてたに違いない。
ヤギ汁の効果は多くで語られている。なので、効果はあると思って良い。
ただ、毎日のように食えるか?ってところだ。
まず、お財布事情。このヤギ汁、確か2,000円程だった。毎日食うには経済的にキツイというのが民の声のはずだ。
そして何より、臭いやらギトギト感。ヤバし。毎日は無理だろう。
タレコミへの返答としては、「たまには良い。ほんと、たまにで良い。無性に食べたくなるということはまずないが、よっしゃ!食べに行くぜ!と意気込んで食べるもの」というのが私のヤギ汁感だ。